書類も面接も準備を重ね、臨床から製薬へ
血液内科(外来・病棟管理) 男性 45歳
職歴:大学病院(血液内科) → 製薬企業 資格:血液専門医
役職 | 講師 |
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年収 | 1600万円(アルバイト、講演料込み) |
担当 | 血液内科(外来・病棟管理) |
勤務形態 | 週5日勤務+アルバイト |
勤務地 | 東京都 |
役職 | 製薬企業勤務 |
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年収 | 1600万円 |
担当 | 製薬安全性管理(MR、有害事象情報の評価) |
勤務形態 | 週5日勤務 |
勤務地 | 東京都 |
転職理由を教えていただけますか?
これまでずっと臨床に携わり、大学病院で患者を診ながら、講師を務める毎日を送っていました。ただ、40歳を過ぎて、自分のやっている事がどれだけ世のためになっているのか考える事が多くなり、目の前にいる患者だけではなく、自分が携わっている分野の多くの患者さんを救いたいと思うようになりました。もともと語学はずっと勉強を続けており、大学で講師職に就いてから製薬会社とやりとりする事も多く、「製薬会社で自分の力がどこまで通用するのか?」を30代の頃から漠然と思い描いていました。
希望条件はどのようなものでしたか?
できるだけ世界的な規模で展開している会社を求めていましたが、勤務内容は特にこだわりはありませんでした。敢えて言うと、医師が携わるならば「臨床開発職」だろうと思い込んでいたのですが、コンサルタントの方に会って話を聞くうちに、それ以外の働き方にも興味を抱くようになりました。また選考において、製薬会社勤務経験者が優遇される事、創薬のプロジェクトによって求人が発生するので、内定後すぐに入職を求められるケースが多い、医師ではなく社員としての気構えが必要、など大学病院勤務時とは全く違う環境に身を置くのだという事がわかり、良い意味でショックを受け、何としても製薬会社に勤務したい、自分の力を試したいと思えるようになりました。
新しい勤務先が決定するまでの流れをお聞かせください。
表向きには製薬企業各社が求人を出しているとはいえ、実際は各々の創薬プロジェクトにより、求める経歴、スキル、年齢が細部に渡るため、自分にマッチする求人がすぐに出るとは限らない、という説明を受け、気長に構えていこうと思えました。それからは月1回、コンサルタントの方から現在の外資系製薬会社の求人情報の連絡があり、実際に自分に求める求人が現れたのは、8ヵ月後の事でした。
それは、これまで聞いた事のない「安全性管理職」という分野でしたが、色々と話を聞いてみると、当初希望していた臨床開発職を支えるやりがいのある職務である事がわかりました。また会社の風土が外資の資本が入っているとはいえ、人を大切にする日本的企業の良い部分もあり、家庭も大切にしたい自分の志向とマッチしていて、応募を決めました。
応募に際して、担当のコンサルタントの方から、製薬会社勤務が未経験の私でも、少しでもアドバンテージをとれるように、自分がいかに中外製薬にとって有益な人材をアピールする事を強く勧められ、改めて身が引き締まる思いでした。特に「志望動機」「入社後の展望」に関して、コンサルタントの方から何度も添削を受ける中で、より何がやりたいのか?が明確になっていきました。製薬会社と言えば「臨床開発」というイメージしかなかったですが、「安全性管理」という分野の重要性とやりがいを強くイメージできたのもこのタイミングでした。
また面接前には事前に問答想定集を渡され、細部に渡って最終確認を行っていったおかげで、面接官からどんな内容を聞かれても余裕を持って答える事ができ、終始穏やかな雰囲気で選考を終える事ができました。
最初の選考が始まってから最終選考まで2ヵ月あまりかかりましたが、選考終了後、いつもコンサルタントの方と会え、その都度会社側の動向や手ごたえを伝えてくれたのも安心でき、最終面接が終わった後には「必ず内定を得られる」という確信を持って採用の返事を待つことができました。
メディウェルを利用した感想についてお聞かせください。
「私たちの仕事は求人紹介ではありません。求人を通して先生の問題を解決できるように力添えさせていただくことが、私たちがすべきことだと思っています。先生の希望を叶えること、それを実現することがコンサルタントの役目です。」という担当の方の言葉が非常に印象に残っています。
今回、頼れるコンサルタントに出会えて本当によかったと思っています。