新生児科を一から作り上げるやりがい
小児科 男性 41歳
職歴:一般病院・小児科 → 一般病院・小児科
役職 | ───── |
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年収 | 1,500万円 |
担当 | 小児科 |
勤務形態 | 週5.5日勤務 |
勤務地 | 福岡県 |
役職 | ───── |
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年収 | 2,000万円 |
担当 | 小児科 |
勤務形態 | 週5日勤務 |
勤務地 | 福岡県 |
転職理由を教えていただけますか?
小児循環器を専門としており、前職ではNICUの専従医として働いてきました。業務内容に不満はなく大変にやりがいを感じていました。しかし、労働環境は相当過酷だったと思います。普段の土日はもとより、お盆や年末年始も休めませんでした。この激務がすべての常勤医に平等に降りかかっていればまだよかったのですが、実際には人によって業務量はまちまちでした。私は院内でもかなりの業務量をこなしている方だったと思いますが、それにもかかわらず給与がカットされることになり、もはや耐えられなくなりました。そのため、転職に踏み切ることにしたのです。
希望条件はどのようなものでしたか?
新生児医療に従事したいという思いは変わらなかったので、新生児対応が可能な医療機関での勤務を希望しました。それに加え、自分が働きやすいと感じられることが重要な条件です。具体的には学閥がなく、自分が中心となって新生児医療を担うことのできる環境を望みました。
また、年収が現状より下がらないこと、きちんとした評価制度があり昇給が望めることも大切な条件でした。
新しい勤務先が決定するまでの流れをお聞かせください。
メディウェルに登録後、自分の希望に合う施設をいくつか紹介してもらいました。
しかし、いざ医療機関と勤務条件について話し合いを進めていくと、現職医師の給与との兼ね合いで給与が希望額を下回ったり、入職時期がかなり遅い時期になってしまったりと、なかなか転職先を決めることができませんでした。
そんな時、現在の職場を紹介してもらったのです。この病院は当時、常勤の小児科医がおらず、なかなか周産期に取り組めずにいました。そこで、新生児対応のできる医師を採用して体制を整えようと考えていたようです。
常勤の小児科医が自分一人になってしまうという懸念はあったものの、分娩数の多さ、理事長、院長の考えと地域における周産期医療充実の必要性、新生児医療を自分が中心となって担える点に惹かれて入職を決めました。病院側は将来的にNICUを開設したいという思いを抱いており、自分のNICUでの経験を活かすことができるのではないかとも思いました。
転職後の感想をお聞かせください。
まだ入職したばかりですが、日々の診療に加え、まずは新生児・小児科を確立することに注力しています。NICUの立ち上げについても産婦人科と連携しながら計画を進めており、思った通り忙しいながらも充実しています。
前職のように完成された医療環境の中で業務を行えるわけではないので戸惑うことも多くありますが、熱心なスタッフが多く、ここであれば自分の理想とする新生児医療を行えるのではないかと期待しています。
転職をサポートしてくれたコンサルタントとは今でもお付き合いさせてもらっています。先日も小児科医師を紹介してもらえないか、相談しました。
職場のスタッフだけでなくコンサルタントとも連携をとりながら、新生児医療を充実させ、病院に貢献できるよう頑張っていきます。